ドリコングランドチャンプから
レーシングドライバーの道を
歩み始めた……ボクらの星でしたっ!

坂東商会に入った織戸選手に、坂東さんが言った言葉。
「FISCOを走っていて、オレが織戸に言ってんのは、
グリップの限界まで行けっていうこと。
グリップのラインってのは、すごくきれいなラインなんだよ。
そのラインを、限界以上のスピードで走るときに、
初めてドリフトが必要になってくる。
織戸には、あんまり手取り足取りで教えることってのは
ないんだけど、グリップ走行をイチから教えてる……」
で、あります。
けだし名言、であります。

グリップの限界のむこうに、ドリフトが存在し、
その領域のドリフトは、世界に通じる……。
これが、ドリコンGPの『信念!』でありました。
その『信念!』のラインを歩み始めた織戸選手。

……その後の活躍は、皆さんもご存知のことだと思います。
当時、織戸選手は『22歳』。
あれから早いもので、30年が経ちました……。

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