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峠チャンプ決定戦……改良版!?

2002年5月号(筑波コース1000)

前回の失敗(?)に懲りて
競技方式を変更した峠チャンプ決定戦
全国津々浦々の峠代表が、ガチンコ勝負!!


 

峠......である。現役である。日本全国に点在する走りの名所は数多い。
深夜、あるいは早朝にワインディングをガチンコで攻めるドライバーがいる。
たった1人でタイムアタックに挑む強者もいれば、バトルに燃える闘魂野郎もいる。
いろんな峠で週末の早朝、あるいはウイークデーの深夜に無数のバトルが
繰り広げられているわけだ。サーキットを走るのとは違う危険性といつも隣り合わせで、
そいつが好きで好きでしようがないというなんとも
物騒なヤツらが、アクセルを目いっぱい踏み込んでいる。
そんなスペシャルな峠アタッカーを集めて、だれがいっちゃん速いのか?
峠vs峠、異なるステージで腕自慢のドライバーが筑波コース1000で激突。

う〜ん、しびれちゃいます。考えただけでゾクゾクきてしまいます。
いつもは真っ暗な峠道を閃光のように攻め込んでいるドライバーたちが、
テクニカルなコース1000で、白昼堂々の全開バトルを繰り広げる。
ンッなんだか、こういう状況かいつかあった.......そうだ、そうです。
CBが始めたドリコンGPというイベントの始まりがそうだった。
それまで峠に行かなけりゃ見ることができなかった
モノホンのドリフトが真っ昼間からゲップが
出るほど堪能できたのだ。
当然のことだが、ドリコンGPは、あっという間に
大人気イベントに急成長した。今回お届けする
峠チャンプ決定戦は、そういう意味でもこれからガンガンと
注目を集めていくイベントになってくれそうだ。

現役峠最速野郎か自薦他暦を含めてセーノッ!!! で激突する。
具体的な対決方法は峠エリアごとの予選を行ない、
そのなかの最速タイムをたたき出したドライバーたちによる
トーナメント方式の勝ち抜き戦だ。

先行逃げ切りを狙うのか、あるいは後ろから
あおりまくって追い詰めるのか?峠のバトル模様は様々だ。
現役でバトりまくってるドライバーがどんな戦いぶりを
見せてくれるのか?強者そろいの参加者のなかで、
最後まで勝ち進んでいくのはだれなのか?
さあて、前代未聞の現役峠野郎たちの熱いバトルの始まりだ〜!

 

大垂水、ランド坂、奥多摩、箱根、筑波……
峠ごとの予選を行なった。
参加台数46台。
持ち時間15分間のあいだに最速ラップをマークした上位4台のみが
峠最速トーナメントに進出することができる。

選落ちは30台。
つまり、3分の2の腕自慢が予選落ちする。

そうやってたどり着いたトーナメントのルールは……

 

前回の失敗(ゼロヨン的な加速性能がモノを言ってしまう)に鑑みて、
3秒差の時差スタートとした。
つまり、先行するマシンがスタートした3秒後に、もう一台のマシンがスタート。
ただ、ここから計測してしまうと……前回と同じ結果が出てしまうので、
筑波コース1000の途中から仮スタートを切り、コントロールタワー前を
通過した瞬間からタイム計測を開始する。
計測する時間は、スタート後2周のラップタイム合計。

なんだか、文章で説明していると面倒くさそうなのだが、
見ているギャラリー的には、非常に面白い勝負。

というのも、先行逃げ切りを選ぶのか?
あるいは後攻追い詰め方式を採るのか?
そのあたりから駆け引きが始まり、
たった2周の間に、両車の『間隔』が、どれほど変化するのか?
これは、タイムを聞かなくても、目で見てわかるからだ。

……というわけで、『改良版!! 峠チャンプ決定戦』
エントリーした方々は、2002年のことなので、現在は、
当時の年齢に17年を加えると……23歳なら……40歳。
立派なお父さんになれてるでしょうか(笑)

 


 

 

 



↑できるだけ、いろんな方に見ていただきたいので、
よろしかったら、お願いします。


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