RB3.4LからB6改B9に
3ローター……なんでもかんでも
大排気量は偉いっ!

CARBOYが尊敬する松岡さんが、
このとき紹介してくれたのがRB30改3.4L。
シングルカムのRB30にRB25DEのDOHCヘッドを組み、
RB26DETTの6連スロットルを組み合わせるという、
非常に凝った仕様。
ボア・ストロークは88.5×90oの3320cc。
そして、ユーノスのB6エンジンをベースにして、
RSヤスの山崎さんが作り上げたのが、
『B9』
CA18DET用83φピストンを使い、
偏心ストロークアップと合わせて
1895ccの仕様。
ただ、大径ピストンを入れればいいというものではなく、
ユーノス用のB6ブロックでは不可能だったものを、
ファミリアターボ用のB6ブロックを使うことで、
83φピストンを入れることに成功。
……とまあ、いろいろな苦労があるわけですが、
大排気量は正義だっ!という気持ちが、
こういう仕様を生み出す原動力であります。
排気量アップというのは、アメリカ式の考え方であり、
回転数向上というのが、ヨーロッパ式。
ま、大雑把すぎる言い方だが、
こういうふうな基本ラインがあるわけです。
1993年のエンジン特集は、いま見ても、
非常に興味深いです。










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