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ガンバレPRIVATER
1992年02月


PRIVATER
プライベーターと読み
ひとつのジャンルを作り出す!

 

出版社には、営業部という存在がありまして、
雑誌に広告を出しまへんか〜?と
企業に営業をかけるわけです。

ただし、八重洲出版という会社では、
『代理店営業』というシステムを採っておりまして、
直接営業もするのですが、基本的には、
広告代理店が営業をするという方式を
メインに採用しておりました。

で、全国各地(東京&大阪?)の
広告代理店さんが、各企業に営業をかけるわけですが、
そのときに、あることないこと言うわけです。

いまでは、雑誌に記事を載せるので、
そのかわりに広告出してください、というような
バーター営業がメインになっているようですが、
1990年代のCARBOYでは、総ページが400ページ超え。
最高時には430ページということも。
もうこれ以上一冊の雑誌として、綴ることができましぇん。
という状況でした。

編集ページは、だいたい130ページ位ですから。
400ページ弱は、『広告』なわけです。

そんななか、営業部さんが口癖のように言うのは、

「マルビだとか、プライベーターとか、
そういう記事を載せていると、営業に
差し障るので、できるだけ企業に向いた記事、
そういうものをお願いしますよ〜」

とゆ〜よ〜な御託でありました。

「ヘイヘイ〜」

ま、そういう生返事をしながら、
全く関係なく記事づくりをしていたわけですが、
……幸せな時代といえるでしょうね。

雑誌が売れ、広告が入り、
好き勝手な企画をやって、それでまた雑誌が売れる。

『夢のような時代』

いまなら、そういう言葉が出てくるのでしょうが、
当時は、それが永遠に続きそうな錯覚に陥っておりました。

ま、それが10年以上続くわけですが……。

そんな時代の『PRIVATER』特集です。
プライベーターという、ごくごく一般的な名詞を、
あたかも特殊なジャンルの人間呼称として、
使っているわけですが、当時は立派に通用しておりました。

個人が、自分のために、本人のクルマをいじる。

それが、プライベーターの3条件で、ありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



■CARBOY企画特集 ■

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よろしかったら、お願いします。

 
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