道具、TOOL、工具……
ネジさえ締められればいい
ナットを回せればいい
それだけじゃ満足できない方に！
数え切れないくらいに、『工具特集的』な企画を
やってきましたが、ここ数年（10年？）の工具的進化を
インターネット上や、YOUTUBE上で見ますと、
隔世の感がありますね〜。
世界の有名工具メーカーが販売している
ブランド品というものが、270度くらいの角度で
変貌してしまったというのが、
偽らざる心境であります。
自分の工具箱を鑑みましても、
スナップオンに憧れた時代の工具箱と、
レンチだけはスタビレーに換えた時代、
ドライバーをPBからWERAにそう取っ替えした時代、
そんな『時代』を経ながら、もっともっと、
違ったメーカーや、新しい工夫が詰まった工具が
登場してくる時代になってきました。
ま、自分的には、有名工具を置いた上に、
鉛の薄板をかぶせて、そのフォルムだけを
被写体にした、上の写真は、
記憶に残る一枚でありました。
アリゲーターグリップのウオーターポンププライヤーに
感動した頃の工具特集は、いまから見れば、
ちょいとばかり時代遅れ……なのかもしれませんが、
どうしてだか、『工具』というものに、
惹かれてしまうという状態は、
いまでも変わらない部分があります。
YSやコムデギャルソンといった服飾偏重時代を経て、
ユニクロやワークマンに興味が出ている時代でもあります。
そうやって、『時代』というものは、変わっていくのでしょう。
『時代というものは、変わるもの、である！』……ですか？
なんだか、懐古趣味的ではありますが、
当時の自分の工具を振り返ってしまいます。
……撮影に使ったのは、殆どが、当時の藤本所蔵でしたから（笑）
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