趣味に凝る!
1987年11月

片手間では趣味を楽しめない?
必死に凝るからこそ趣味が成立する

 

2017年度もおしまい雰囲気ですが、
今日、高校時代の知り合いの小柴くんと、
Facebookで1時間以上喋りました。
同じクラブで、サボり癖はイチニを争う仲でした(笑)

で、いろいろと喋っているうちに、
「藤本は好き勝手に生きてるな〜(笑)」と、お褒めの言葉をいただきました。

そうでした。好き勝手に生きさせていただいております。

下の写真は、このページを製作中のものですが、
数種類のスピーカーを切り替えながら、
好きな音楽をガンガンかけながら、
好き勝手な文章を書き散らかしながら、
大晦日→正月を迎えようとしておるわけです。

で、『趣味』というのは、なんなんですか〜?
そう考えてみると、よくわからないことに気がつきます。

仕事が主で、趣味が従。
家庭が主で、個人が従。
結婚が主で、浮気が従。

そんな単純なヒエラルキーが、
180度ひっくり返ってしまうときが、
必ず来るんだと思います。

小柴くんは、今年定年を迎え、いま嘱託で、
65歳まで働くと言っておりました。

会社員をされた方の殆どは、そういう選択肢を選ぶんだとも。

今回紹介するのは、1987年に掲載されたもので、
ちょうど30年前のものになります。

タイトルは『趣味に凝る!』であります。

よくもまあ、こんなこっ恥ずかしいタイトルをつけれたもんだと、
いま考えれば赤面モノであります。

ですが、当時はクルマ趣味のなかの、ひとつのジャンル、
ある分野での楽しみを紹介したものでありましたが、
その後経過した30年という歳月を経て、
もう一度振り返ってみますれば……。

 

 

プライベートパワーというチームを結成した
小峰くんと細田くんは、その後チューニングSHOPを
開くこととなり、その仲間は、多かれ少なかれ、
チューニングカーというものと関わりを持ち続け、
細田くんが亡くなったあとも、小峰くんは
プロモデット代表として、独自のポルシェチューン
展開している

プライベーターの投稿家として著名だった
釜田博士は、半公務員的な仕事をしながら、
SW20からロードスターへと、クルマをチェンジしながら、
いまだに、コソコソとクルマいじりを続けているし、

 

6畳一間ファクトリーの佐藤くんは、超便利だった、この寮を出て、
自分の工場を持ち、奥さんも貰ったが、まだ、13Bペリ搭載の
ドラッグマシンが未完のまま、JDDAの名物スターターとして
活躍しながら……おっと、コテッチャンじゃありませんか(笑)

 

な〜んだ、30年経っても、ちっとも変わってない……ま、
そんな訳はないんですが、いろいろと変遷を経ながらも、
本質的な部分は、あんまり変わっていないという感じを受けます。

もちろん、こういう強引な結論付けは『牽強付会』であります。

得手がってに、自分の田んぼに水を引いているわけです。

でも、5年や10年というスパンではなく、30年という
大きな周期を経たうえで考えてみれば、なんだか、
似通ったところに、落ち着いてくるというか、
回帰してくる……そんな気がしませんか?

若い頃にやっていたこと、好きだったこと、
そんなことはスッカリ忘れてしまっていたのに、
ふとしたキッカケで、その頃の情熱が蘇ってきて、
当時とは異なったスタンスや、取り組み方で、
もう一度『趣味』を再燃させてしまう。

藤本は、中学高校とオーディオ少年でした。
といっても、小遣いが殆どなかったので、
貧乏ったれの機材しか手にすることができませんでした。

でも、そこから幾星霜、ヤフオクという便利な手段もでき、
当時欲しかった機材を手に入れることも可能な時代になりました。

その結果が、冒頭の仕事場(遊び場?)写真であります(笑)

そんなことを考えながら、あらためて当時の人間模様を
再読してみると……趣味に凝るのも……悪くはない……かも(笑)

 

 

 

 

 

 



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