田中克典SPL徹底プロジェクトSR20

1992年08〜1993年02月号

完全ノーマルをベースにして
田中式STEP UPチューンで
最適なROM仕様を探る

 


元セントラル20の田中さん、であります。
そしてダンディの田中さんでありました。

CARBOY的には、本当にお世話になりました。
藤本的にも、ドラッグを応援してくださり、
TuningPOWERS!も応援してくれて……感謝の念しかございません。

そんな田中さんに、ひとつの質問を投げかけました。

「田中さん、聞きたいんですが、
ROMを素人がいじくって、エンジンが燃えたり、
爆発したり、そ〜ゆ〜コトって、あるんですか?」

「極端にデータが違っていれば、エンジンブローの原因には
なりますけど、ま、そんな心配はないですよ〜」

でありました。

そして、このひとことを頼りに、
CARBOYは『プライベートROMチューン!』への道を、
一気に駆け抜けていくこととなりました。

大恩人、でございました。

ROMの素人というか、コンピュータの素人100%だった
深田くんを、基礎の基礎の2進法からレクチャーしてくれて、
一端のROMチューナーへと育んでくれたひとでもあります。

そんな田中さんには、CARBOY誌上で、
数え切れないくらいの取材に付き合っていただきましたが、
今回紹介するのは、SR20DETというエンジン、
180SXというクルマを、好き勝手に仕上げてもらおうというものでした。

ま、詳しくは、下記の記事を参考にしていただければと思いますが、
まず取り掛かったのはサスペンションでありました。

意外に思うヒトも多いかもしれません。
ROMチューナーとして、エンジンチューナーとして
知られることが多い田中さんだけに、
まずはSR20DETベースのエンジンチューンや
ROMチューンから……そう思うかもしれません。

ですが、ここで、藤本的に思い出したことが……。

「藤本さん、ボクね、単車小僧だったんですよ。
で、峠ばっかり走ってて……そのころ、
レーシングライダーにならないかって、誘われたことあるんです(笑)」

「?????」

1972年、ヤマハワークスライダーとして世界GP250ccクラスに参戦し、
初戦の西ドイツGP(ニュルブルクリンク)で、
世界GP初参戦・初優勝の快挙を成し遂げた……金谷選手でした。

意外なエピソードでありますが、
こういう話というのは、意外に存在するものです。

L型チューンで高名なカキモトレーシングの柿本さんは、
鈴鹿のレース活動時代は、ホンダのS600の名手と言われましたし、
一番得意なエンジンはRE……だと。
そして、自分の一番得意なセッティングジャンルは、
「サスペンションのセットアップやな〜!」であります。

そんな田中さんにおんぶにだっこ企画が、
今回の『田中克典SPL徹底プロジェクト』であります。

一見地味〜でありますが、なかなか味のある話でございますぅ。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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↑できるだけ、いろんな方に見ていただきたいので、
よろしかったら、お願いします。


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