当時の有名チューナー達が
『オレの一番っ!』を語る特集
それぞれに味が……ありますっ!

あそこはRE専門だから……
あっちはGT-R専門……。
そんなふうに、なんとなくではありますが、
お店によって、扱う車種といいますか、
エンジンの種類が限定されているような感じであります。
しかしながら、実際は、そういうわけではなくて、
お客さんの持っている情報が、偏っていることと、
雑誌等で取り上げられるソースが偏っていること等、
そんな事情が積み重なって、その店のイメージが定着していきます。
たとえば、GT-R専門的に思われているザウルスの林さんは、
その昔、4A-Gばっかり組んでいて、
目をつぶっても組める!というくらいですし、
L型の代表的チューナーと言われていた柿本さんが、
一番得意なエンジンはREだと自分で思っている
ということは、あまり知られていません。
しかしながら、頭の固い雑誌編集者というものは、
イメージ的なものをベースに企画を起こして、
その筋道でさらなるイメージの固着化を図ろうとします(笑)
そんな適例が、今回の企画でございます。
山本さんはGT-R、雨さんはRE(あ、これは、正解か)
柿本さんはL型、向井さんは7M-G……とまあ、
ステロタイプの切り方で、それぞれの想いを、
4Pずつ使って紹介しております。
が、です。
実際に読んでみると、さもありなんといいますか、
餅は餅屋の内容が、しっかりと出てくるもんですな〜。
それぞれのエンジン&クルマに対する経験値や
ノウハウの集積といってものが、しっかりと見て取れます。
1990年代を代表するスポーツマシン&エンジンが、
どのようなものだったのか?
そのあたりの、ひとつの指標になりますねっ。
















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