いやあ、これはもうオールスター戦
いろんなアプローチマシンが
FISCOに大集結!




ある意味、CARBOY0→400mのひとつの
『頂点!』といってもいいのが、この1988年度の
TURBO BATTLEでありましょう。
ランナップスポーツZがいる。
アルファMR2がいる。
昭和ボデーもいる。
河西サニーにプライベートパワーサニー、
エスコートZも、オートセレクトZも、
ブラストが、シノミヤ7が、SAKO7が、
……とにかく、チキチキマシン満載の
CARBOY0→400mの真骨頂ともいうべき
バラエティに富むエントリーマシンが存在しました。
なんて、素晴らしい世界が、この頃には存在していたのでしょう。

市販のボディをベースにして、強力無比なエンジンパワーを
搭載して、創意工夫の塊を作り上げる。
ショップチューン&プライベーターが、ガップリヨツになって、
タイムを競うだけではなく、自分が作り上げた1台のクルマで、
全開勝負を行なうわけであります。
全エントリー車を、じっくりと見てみると、
こういうことが、決して誇大広告ではないことが、
理解していただけると思います。
いや〜、ホント。
42台のエントリーマシンは、どれもこれもが、
超個性的……ま、当然でありますね。
何百枚とあるエントリーハガキ&封筒のなかから、
丸2日かけて、じっくりと選別していたんですから。
当時、選考基準としていたのは、
その1 公道を正々堂々と走れない(笑)
その2 独創的(奇妙キテレツ?)である(笑)
その3 速く走ることができる……といったものでありました。
非常にいい加減(?)な選定基準ではありますが、
そのおかげさんで、このような強烈なインパクトを持つ
マシンが大集結することが可能になったわけです。
……おかしい、ですよね。大の大人が、必死になって、
寝る時間を惜しんで、食費を削って、両手を油まみれにしながら、
こんなチキチキマシンを作り出すというのは。
ま、じっくりと、楽しんでいただければ、ありがたいです。
もう、こんな時代は、今後来ることはないだろう。
そう思うと、ちょいとばかり寂しいことは否めませんが、
ま、まぁ、そんなもんなんでしょ(笑)






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