Mid Nightというチームは綺麗だった

1984年

国産&外車のチームマシンの
ほとんどが、キレイなマシンと
速いクルマの両立を目指していた!!


フェアレディZ、RX-7、ポルシェ。
関東を中心に結成されたMid Nightというチームは、
その時代のことを考えると、相当にオシャレだった。

1984年ということを考えると、チューニングの創世記的な時代。

エンジンの出力アップ、最高速度を上げること、加速力をUPすること。
こういう部分にばかり神経が行っている時代にも関わらず、
このチームのマシンは、非常にキレイというか、
細かい部分にまで、神経が注がれていた。

だから、このときの撮影には『時間』がかかった。
せっかく時間と労力を使って仕上げられたマシンだから、
そして、それぞれのマシンが、各自の工夫を凝らしながら
作り上げられたものだから、出来る限りキレイに撮影したい。

カメラマンもこだわって、時間をかけて撮影を行なった。

使用している写真の大きさは、それほどでもないのだが、
一枚一枚の写真を、じっくりと見ていただければ、
そのあたりのことがわかっていただけるかもしれない。

撮影のバックは、それぞれに異なっているし、
置きの写真と走りの写真、そして、エンジンルームや、
コクピットの撮影……実際に、その現場にいると、
その手間のかけ方は、いまのデジタル時代とはずいぶんと違っていた。

ま、そのあたりは、作りて側の題であって、読み手の問題ではないのだが、
この頃から「CARBOYの撮影は時間がかかる……」と言われるようになった
キッカケであったかもしれない。

ま、そんなグダグダ話は、さておいて、この時代に、
これだけセンスがいいマシン、スッキリと美しいマシンが、
チームとして存在していたということを知っていただきたいと思います。

このあたりは、けっこう『外観ノーマル風』なんですよね〜。
さすが、東京風だと、関西人の藤本は感じたことを思い出しました(笑)

 


↑できるだけ、いろんな方に見ていただきたいので、
よろしかったら、お願いします。

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藤本愼一/CARBOY/ふじもとしんいち