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プアマンズMINIという個人的趣味記事 その1

1991年10&11月号

古き良き時代の軽四をベースに
楽しいクルマを作ろう!
こいつが、端から見てると楽しそう?

 

白鳥くんの記事に続いて、山梨に移住した
渡辺くんと、後にCARBOY編集長になる川崎くんの
ヒッジョ〜ッに個人的な趣味記事であります。

『プアマンズMINI』と名付けられた
古き良き時代の軽四をベースにして、
おもちゃ的なレーシングマシンを作ろう……という企画。

もちろん、身銭です(笑)

雑誌というやつは、個人的なクルマをベースにして、
チューニングしたり、メンテをしたり、整備をしたりという
記事がいろいろとありますが、その大抵は、記事にする代わりに
工賃はタダね。とか、部品は提供ね。とか、
そういうケースがママあります。

で、どっちも持ちつ持たれつということもありますので、
収賄という目くじらを立てずに、なあなあで済ますというのが、
大人の判断というやつなんでしょう。

でも、当時のCARBOYという雑誌は、
そいつは、なんだか、イヤだったんですよね。
自分の懐からならとても払えない金額のパーツや、
高い工賃を払うことはできないけれど……いや、
そうじゃないでしょ。自分の懐と相談しながら
やるのが、大抵の一般ピープルだとしたら、
自分のクルマをイジるときは、やっぱり自腹でしょ(笑)

 

 

 

そんな片意地な思想を持っていたもんで、
……あ、川崎くんはちょっと違います(笑)
「呉れるというなら、もらってもいいんじゃないの?」
ですんで、時々メーカーさんから協賛品を貰って、
自分のクルマに装着しておりました。
で、そいつは問題だと思ったので、

「オマエ、海老で鯛を釣るようなことをするなら、
エビステッカーでも作って、このクルマは、エビで釣ったタイマシンです
って、ちゃんと区別でもしといたら……」

「あ、それ、いいですね。編集部の予算で、ステッカー作ります」

……ま、そういう性格なので、嘘から出たまことのエビステッカーが
登場する塩梅となりました(笑)

ま、このプアマンズに関しては……自腹だったと思いますが……
渡辺くんは、当然のことながら、自腹でした(笑)

 

 

ま、そんなこんなで始まった連載企画でありましたが……

実は、藤本的には、非常に羨ましかったです(笑)

もともと、小さいクルマが好きだということもあるし、
おもちゃみたいなエンジンを触ったり、
ボログルマを再生させる(程度問題ですが)ということが、
どうにも好きな体質ですんで、渡辺くんと川崎くんが、
あーでもない、こーでもないと、楽しく悩んでいるのを傍目に、

特集記事の取材&制作に励んでおりました。

とまあ、そういうプアマンズMINI企画ですが、
初回の記事は、どうしても探せなくて、
2回目と3回目の記事を掲載してみました。

こういうやつって、けっこう楽しいと思いますが……
リクエストがあれば、続編をお届けいたします。

 

 



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できるだけ、いろんな方に見ていただきたいので、
よろしかったら、お願いします。

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